ヘナは溶かし方で染まりも使用感も全然違う!

ヘナは溶かし方で染まりも使用感も全然違う!

ヘナは溶かしてすぐに染める、熟成させて染める?

ヘナの溶かし方~なじませ時間の違い
どちらもマハラニヘナ石臼挽き、向かって右、溶かして24時間馴染ませたペーストは茶色

以前は熟成ヘナをおすすめしていましたが、、、

溶かしてから24時間馴染ませるヘナペーストは上の写真右、こちらのヘナペーストは茶色に変色しており、馴染ませる以上に、ヘナのペーストを熟成させるようなもので「熟成ヘナ」と呼んでいます。以前はヘナは必ず溶かしたら一晩寝かせてと、最低でも一晩熟成させるのが決まりでした。

熟成ヘナは臭い、頭皮と髪にもヘナの残り香が長く残る

ヘナを熟成させるとヘナが臭くなる

熟成ヘナについて疑問に感じたのは、熟成させるとヘナペーストから強いヘナの臭いが発生し、かつ、頭皮と髪にヘナ特有の臭いが後を引くように残ってしまい、髪をしっかりシャンプーして臭いを落としたくなってしまう。。。。。こうしたデメリットに気が付いたため、ヘナを溶かしてすぐに塗ったらどうかなと試してみたのです。

溶かしてすぐに染めてみたらヘナの臭いが少なくて快適だった!

塗布してみると使用感が快適、、洗い流した後のヘナの匂いの残り香が少ない!ヘナを洗い流した後、何日もお湯洗いでも快適に過ごすことができる!ということを発見…そういう発見から、本格的にヘナを溶かして30分程度馴染ませただけのものと、熟成させたヘナの染まりの違いを以前から幾度となく検証試験をしているのです。今回も再々のテストです。

ヘナの染毛試験
染毛試験。どちらも同じマハラニヘナ石臼挽き、溶かし方のみ異なる

染めた直後は熟成ヘナのほうが断然濃く染まっている

染めた直後は熟成ヘナが断然濃く染まっている

ヘナで染めた際、よく染まっているかどうかは、大概の人がヘナを洗い流した後、すぐに判断すると思います。そういう視点からは、「熟成ヘナのほうがよく染まっている!」と判断するのは当然でしょう。ただし、ヘナ染め、草木染めはそこで終わりではなかったのです。

三日後に染まりのどんでん返し

ヘナの染まり方は溶かし方によって違う

以前より、よいヘナは酸化によって色が深まるとお伝えしてきました。この三日後にどの程度、色が深まるか、これで染まりの強さ、ローソニア色素の多さ、強さを判断しています。このこと、ヘナの色素の発色の仕組みを理解しないと、全く誤った判断になってしまうのです。

30分馴染ませただけのヘナの発色の仕方は「最初はちょろちょろ中パッパ!」

30分馴染ませたヘナの染まり方 

熟成ヘナは溶かした直後の発色はよいが色の深まりはさほどない

熟成ヘナの発色の仕方

仮説:熟成ヘナは色落ちしている?

通常、白髪は2~4割ある方がほとんどですので、黒髪=黒背景として、ヘナで染まった白髪束、赤オレンジ色の発色を見てみるとはっきりとわかります。熟成させているヘナは色落ちすらしているように見える…。

黒背景でのヘナの染まり比較

三日間の間、流水で流して30分放置、ドライヤーで乾燥させるを繰り返しました。日常で生活の中でやられる動作により色がどう変化するかを見ていますが、熟成のほうは流水で流すことで色が落ちていっているのでは?と思われるような染まり方です。言い換えると、30分馴染ませて染めたものは三日でしっかり発色、色落ちもと考えています。あくまで仮説です。

30分馴染ませて染めた場合、ヘナは数日でしっかり発色

以下もぜひ参照してください。

デメリット:熟成ヘナは頭皮をしっかり染めてしまう

ヘナで頭皮が染まります

皮膚を染めるメンディアートでは、ヘナを熟成させます。

ヘナアート

皮膚をよく染めるためにヘナを何日も熟成させます。ヘナを溶かしてすぐに染めると皮膚は染まりにくいため、熟成させるのですが、髪を染める際に熟成させると頭皮にしっかりと染まるヘナを作ってしまうので、そういう意味でも熟成はおすすめしていません。