ヘナの生育状況:雨がやや少なめだが生育は良好

smheenaオーガニック ヘナ農園

マハラニヘナを製造しているSMHEENA社のオーガニックヘナ農園の生育の様子が現地から送られてきました。通常、この時期、ヘナの産地入りして生育調査をしていたのですが、今年は例の感染症の問題のため、この時期の現地入りを断念、現地から写真レポートになりました。

シャーン

写真を送ってくれたのはSMHEENA社のシャーン君。彼とは彼が大学生の頃(ヘナの仕事を始める以前)からのつきあいで、かれこれ15年以上。実家はヘナ農家。彼のお兄さんたちと一緒にSMHEENA社(写真下)というヘナの製造する会社を立ち上げて現在に至る。

SMHEENA

インドの雨季、ヘナは葉を広げ成長する。8月の雨で生育が決まってしまうので、8月にどう雨が降るかがヘナにとっては鍵です。

ヘナの産地

農の唄、、、これは胎教のように、成長していく植物たちは聞いている、、、こうした唄を聞きながら育ったヘナをお届けしています。

インドの8月、ラクシャバンダン(ラキ)

ラキ

インドの雨季の真っ最中、8月に「ラクシャバンダン」という行事がある。バンダンとは紐のことだと理解しています。上の写真は女の子がまはの手首に紐を巻いている写真。数年前の雨季、ヘナの産地入りしたときの様子です。

ラキ

ラクシャバンダンとは、通常、「ラキ」と呼んでいる行事で、女性が男の兄弟(従妹など含む)の腕に紐を巻く行事で、その意味は、紐を巻かれた男の兄弟たちは、「その姉妹を命にかけて守る」という言い伝えの伝統行事です。

raki

これには古くはアレキサンダー大王がインドに攻め入ったとき、そこには「ホルス王」の率いる強力な象の軍団に行く手を阻まれてしまい、これ以上、東征する、東に進むことができない膠着状態に陥った時、アレキサンダー大王の妻が、突然ホルスに謁見にやってきて、この紐を手首に巻いていったという話。そのおかげで、ホルスの攻撃でアレクサンダー大王があわや槍を突き刺されそうになった際、その槍を持つ手にアレクサンダー大王の妻がまいた紐を目にしたホルス王は槍を引いて引き上げたという話が伝えられています。

ラキ

8月はインド独立記念日(終戦記念日)

インド独立記念日

写真は数年前のインド独立記念日、ヘナの産地、SMHEENA社の社屋前で国家掲揚の際に、皆で敬礼をしている写真。次のインド独立記念日(日本の終戦記念日)にヘナの産地入りできる日はいつになるのでしょうか。。。。