インディゴ染め直後シャンプーしたり洗いすぎると色落ちする

インディゴ染毛力

インディゴの色落ちの実験をしました。この実験から、インディゴを洗い流す際はお湯洗いがよく、シャンプーなどはしないほうがよいことがわかります。まずは、実験の流れを説明しましょう。

インディゴの染毛実験

インディゴで白髪束を2本、30分染め、水でインディゴを洗い流した直後です。黄色っぽいのは、無色透明、実際はやや黄色の藍色成分が白髪束に浸透している状態です。

インディゴの染毛実験

(1)では、インディゴを洗い流した直後、片方はそのまま湿ったまま放置、片方は水の中に付け置きました。

インディゴの染毛実験

(2)では、インディゴの藍色成分が酸化によって発色をはじめ、初期の緑っぽい色に白髪束が変色していきます。右側の白い容器に着けられた白髪束も発色していきますが、最初は透き通っていた水が、黄緑色に変色しています。これは、一旦、白髪束に浸透した藍色成分が水の中に溶出してきていることを示しています。

インディゴの染毛実験

(3)では、白い容器に1時間漬け置き、そのあとに引き上げた状態です。白い容器には黄緑色の藍色成分が溶け出しているのが確認できます。

インディゴ染毛力

(4)は(3)の状態の翌日の状態。黄色から黄緑に変化していった藍色成分(水溶性)が、青色のインディゴ(油溶性)に変化した状態。白い容器の中の藍色成分も藍色に発色。右側の白髪束、容器に1時間漬け置いたものは水溶性の藍色成分が溶出して、発色が薄くなっています。

結論:インディゴを洗い流す際は軽くお湯洗い

インディゴは髪に塗布している間は染まりません。インディゴを髪に塗布している間は、薄い黄色っぽい藍色成分が髪に浸透していっている状態に過ぎません。インディゴが青に発色してくるのはインディゴを洗い流してから一日くらいかかります。水溶性の藍色成分(無色、か、薄い黄色)が浸透し、髪の中で時間をかけて酸化することで油溶性のインディゴ(藍色)に変化して髪に染まりますが、1日程度かかる発色期間はインディゴが落ちやすく、この間、特にインディゴを洗い流した直後にシャンプーなどを使ったり、長時間のお湯洗いなどをすると、水溶性の藍色成分が流れ落ち、十分に染まりません。