インディゴやハーバルカラーで頭痛がする

インディゴ葉

たまにインディゴやハーバルカラー使用中に頭痛がすると感じられる方がいらっしゃいます。使用中、あるいは使用後しばらくで消えていきます。頭皮などには異常はありません(赤腫れや湿疹など)

インディゴ使用中の頭痛

ハーバルカラーには全シリーズ、インディゴが配合されています。このインディゴは実は悩ましいのです。インディゴで皮膚に赤腫れや湿疹などの植物アレルギー症状が出るため使用できない方が一定数いらっしゃいます。ただ、インディゴで頭痛がするのですが、皮膚には異常がない、これをどう理解するかが悩ましく、個別の皆様のご判断でお使いいただきながら様子を見るしかありません。

そもそもインディゴとは

インディゴ葉

これがインディゴという植物。マメ科で雑草のように育ちます。これが乾燥すると

インディゴの葉

こんな状態。これを粉にすると、当然ですが緑の粉になり、どこにもインディゴらしい藍色・青色はありません。この葉を乾燥させた状態では、インディカンという水溶性の色の素が葉の中に存在しており、これが水の溶かされ空気に触れることで油溶性のインディゴという藍色に化学変化を起こします。

インドのインディゴ生産工程

インディゴはもともとブルージーンズの生産に使われてました。写真はインドの伝統工芸、インディゴ染料を製造する工程。まずはインディゴを水を張ったプールに入れ足で踏みつぶしていきます。

この状態で数日放置すると、上にインディゴの油が浮いてきます。

浮いてきたインディゴの油を別のプールに集め……

煮込むことで、インディゴケーキと呼ばれる油溶性のインディゴ染料の素ができます。

  

こうした油溶性のインディゴ染料の素が藍染や最近ではジーンズに使われてきたのです。藍染、インディゴ染めの特徴はその抗菌殺菌作用で、たとえば、藍染の剣道着や作務衣などは汗をかいても汗臭くならないため、洗濯をする必要がなかったのです。そうした高い抗菌殺菌作用があるインディゴは、非常につよい刺激がある成分でもあり、インディゴで頭皮に直接染めることに使用することで、その刺激により植物アレルギー症状がでたり、頭痛がしたりする場合があるのです。