ヘナの真空パックの内袋は不要ではないでしょうか?

マハラニヘナやハーバルカラーなど、マハラニ製品は内袋真空パックと外袋アルミパックの二重パッケージです。

ご意見:マハラニヘナやハーバルカラーの内側の透明な袋は不要ではないでしょうか?透明な内袋などの過剰包装を無くし、コストも削減されたらどうかと思います。 

貴重なご意見をいただきましたこと、感謝いたします。現時点では、ご指摘の点、以下に回答させていただきます。

真空パックをアルミパックにする方法は現時点では研究中

マハラニの製品はすべて真空パックしています。本来は、アルミパックに直接真空パックできると、内袋が節約でき理想的なのは間違いありません、一部、コーヒー豆やコーヒー粉末に導入されていると思います。

アルミパック充填しながら同時に真空パックする装置はそれなりの設備と特殊なパッケージ材が必要で、現地企業と相談の上、検討していますが、現時点では導入に至らず、時折、お客様より同様の御指摘をいただいております。

真空パックはその性質上、コチコチの状態でそれ自体が固いため、どうしてもこすれ傷により袋が傷ついて傷穴より真空が保てなりやすいため、結果、やはり二重パッキングになってしまいます。真空パックを箱に詰める、あるいは、クッション的に外袋に入れるなどしないと製品不良が発生しやすく、アルミパックの外か内にどうしてもさらに袋が必要になってくるだろうという結論で、ヘナの鮮度を維持すること、資源を無駄にしないこととの間で、頭を痛めております。

なぜ、そもそも真空パック?

実は、すべての食品やハーブについて言えることですが、ヘナも同様に継時的に品質が劣化していきます。実は、意外にもヘナはカビやすいのです。ヘナの粉に目に見えないカビ類などの細菌が繁殖すると、ヘナを溶かした際に「強い臭い」が出てきますので、すぐにわかります。臭いヘナ、気分が悪くなるような臭いがしてくるヘナはカビているため、確かに染まります(実際には染毛力も衰えてきている)が心地よい使用感はありません。

品質維持のためにはガンマ線照射か真空パックなど

ヘナが意外にもカビやすいという性質のため、品質を維持するために最近ではガンマ線照射による殺菌が主流になっているようです。マハラニではガンマ線照射をしないで、真空パックによる品質保持方法を採用しています。

ヘナやインディゴなどは光によって劣化する

自然のもの、ハーブ類は、湿気、空気、酸素だけでなく、光によっても劣化します。特にヘナは光に弱く劣化するために、光透過率0のアルミパックに封入しています。

環境問題への取り組み

ガンマ線照射をすれば通常の一重パッケージでまったく問題なく、今、深刻な問題となっているプラゴミが一つ少なくなりますが、鮮度、品質保持とゴミの問題で、これからも何か解決策がないか、を引き続き検討していきますが、現状ではこれといった方策がありません。社会的な環境問題への取組の中で新素材などが出てくるはずですので、そうした新素材に期待したいと考えております。

100g よりも500gパック

実は、100g パッケージ5個よりも、500gパッケージ1個のほうがゴミ量が少ないです。内袋は100gパッケージ2.5枚分で、500g パッケージ1枚に相当。アルミパッケージも同様で、これはつまり、500g 1個からでるパッケージ材は、100g×5個から出るパッケージ材の半分なのです。そうした意味で、マハラニでは、500g パックを、もっとも消費が多い製品(ヘナやインディゴ、ハーブシャンプー香る髪)についてはお届けしています。