
ハーブシャンプー2週間位使用後、首回りやハーブ液が垂れた箇所が赤くなり少しかぶれるようになりました。初回のパッチテストで問題はなかったのですが……。他に洗髪方法はありますか?市販のシャンプーに戻したくありません。現在、ヘナは月1回で白髪染めをしています。

シカカイへの植物アレルギーです。最初はパッチテストで異常がない場合でも、使い続けるうちにアレルギー反応が出てくる場合があります。
シカカイはマハラニにのハーブシャンプーに配合されておりますので、シカカイへの植物アレルギーの場合は、香る髪シリーズ、ヘナシカ洗髪粉などのハーブシャンプーはおすすめできません。
代替の洗髪方法
植物アレルギーなどでハーブシャンプーがお使いになれず、市販のシャンプーにももどりたくない場合は以下のような方法をお試しください。
1)ヘナの回数を増やす
ヘナの回数を月1回から、月2回、可能であれば3回、4回と増やします。ヘナは白髪染めやトリートメントだけでなくハーブシャンプーの役目も果たしますので、通常、ヘナの後は最低でも数日は髪の洗ったりする必要がなくなります。この際、ヘナの時間を短縮して、30分~1時間程度とし、毎週の洗髪代わりのヘナが負担にならないように続けていきます。
ヘナの後はお湯洗いで済ませ、頭皮が油っぽくなってきたり、不快になりそうになったら、ヘナをする、こうすることで、ハーブシャンプーも市販のシャンプーも不要になります。
2)シカカイ以外の洗髪ハーブを使用する
仕上がりは最上のトリートメント作用をもつシカカイ含有の香る髪シリーズより劣りますが、植物アレルギーなどで香る髪がお使いになれない場合は、以下のような洗髪ハーブを使用してトリートメント洗髪します。
ヘナのような粉末になりますが、色素はありません。また、トリートメント作用もさしてありませんが、油や汚れを吸着しますので、ハーブシャンプーの基材として使うといいでしょう。
ハーブシャンプー香る髪シリーズの配合ハーブの中で、シカカイについで多いのがアムラです。アムラをしっかり配合しておくことで仕上がりが向上します。
クレイの一種で、油をマイルドに吸着します。
髪をするするに仕上げるトリートメント作用があります。
頭皮や髪を清潔に保ちますが、ニームについても植物アレルギーの方がいますので、パッチテストを確実に実施してから使用してください。
手作りハーブシャンプー例
例:カラーレストリートメント40%+アムラ20%+ムルタニミッティ10%+カチュールスガンディ10%+カチュールスガンディ10%+ニーム10%
上記の配合でハーブをマヨネーズ状に溶かし、お風呂場でこれ頭皮に刷り込むように塗布。5分~15分程度で洗い流します。使用後、髪がぱさつく場合は、お好みのヘアオイルを少し塗ります。髪には適度な油分が必須で、油分が落ちすぎますと、ぱさぱさし、静電気も発生しやすくなりますので、オイルを補います。
1)ヘナの回数を増やす、と2)シカカイ以外の洗髪ハーブを使用する、を組み合わせた方法もよいでしょう。ヘナの回数を月2回くらいにし、その間、2)の方法を行います。
お試しください。