2017年産マハラニヘナ石臼挽き検査結果報告

ヘナ石臼挽き検査結果

ヘナの産地では、ヘナの石臼挽きが完了し、そのまま、真空パックで袋詰めを行い、マハラニヘナ石臼挽きの完成品が製造終了したため、SGS研究所に出荷前を実施しました。

インドSGS研究所(本部スイス)の検査結果です。SGS研究所は日本食品分析センターと同等の信頼性のある検査期間で、その検査結果は世界に通用します。

重金属結果はマハラニヘナ自主基準値をクリア

マハラニヘナでは重金属:鉛の基準値を10PPM以下であることを基準としており、今回も検査結果はクリアしております。これは、買い付けの段階にて、事前にサンプル抽出し、SGS研究所にて検査を実施しており、ほぼ予想通りの結果がでております。

ヘナの染める力の指標:ローソニア色素量2.64%

インド工業規格に、ローソニア色素量2%以上が高品質のヘナであると定義されており、また、マハラニヘナでは、皆様に高品質な、2%以上のヘナをお届けすることをコミットしております。

色素量2.64%と、1.9%と何が違う?

色素量がすでに0.7%以上の差があるため、染毛力が異なります。ただし、これが素人の方が見分けることができるかというと、おそらくできないと答えるしかありません。

それでは、両者は違いはないのかというと、そうではありません。

この0.7%の差は、白髪束での染毛チェックでははっきりと違いが判別できます。判別できますので、よく観察しますと、人間の白髪染めにても実際はわかるはずですが、一つの頭の白髪部分で、二つのヘナを染め比べることは普通はしないため、違いはわからないままになります。

それでは、素人の方、一般の方には、染毛力の違うヘナを実際に染まりとして感じることができないかというとそうでもありません。一回染めただけの状態では、色素量2.64%と1.9%を区別することは難しいかもしれませんが、2.64%の色素量のものは、長く使いこんでいくうちに、ヘナの回数を重ねていくうちに、色が深まっていき、やがて差が以前1.9%のもので染めていたときの記憶をたどりながらも、その違いがはっきりとわかるようになってきます。