ヘナには菌が多く、販売が難しくなるという話をききました

ヘナの木
質問者
質問

ある美容師さんから、「ヘナには菌が多く、販売が難しくなる」という話をききました。ヘナには菌がそんなに多いのでしょうか?ちょっと頭に塗布するものなので心配になります。

まは
まは

コロナの時代、菌に過敏になっている?

最近、コロナということで皆さんが「菌」などに敏感になっていますが、天然の植物ですので、野菜はもちろん、すべての植物には菌がついており、これを「常在菌」と呼んでいます。ヘナが収穫されたばかりで、鮮度があり、かつ、しっかりと天日乾燥されている状態ではヘナには異常な量の菌は繁殖していません。

ヘナ石臼挽き直前の天日乾燥

ヘナ天日乾燥
ヘナ石臼挽きの直前に、ヘナの葉を天日乾燥天日殺菌している様子。

ヘナに菌が繁殖すると臭みの強いヘナになる

ヘナが収穫したての状態では鮮度があるため菌が異常に繁殖することはなく、こうした鮮度のあるヘナを使った場合、干し草のような香りはしますが臭いということはありません。

ところが、収穫してから時間が経過するとともに鮮度が落ちてきますと菌が繁殖しはじめ、こうした鮮度が落ちたヘナをご使用になると「生臭い」というか、やや臭みが強くなり、使っていて心地悪さを覚えます。

特にヘナが収穫され、葉の状態で長期保管され、インドの雨期を通じて保管されたヘナの葉を粉末化製品化する場合、湿気によって雑菌が繁殖しているため、臭みの強いヘナとなり使用感が劣ります。

マハラニヘナは鮮度がよい状態のヘナを真空パックしています

ヘナの真空パック工程

ヘナは染めるだけではありません。鮮度があるヘナをしていると、そのなんともいえない心地よさに、繰り返しヘナをしたくなります。ヘナでリラックスできて気持ちよいという体験には鮮度のあるヘナが欠かせません。

マハラニではインドのヘナの産地で、ヘナの収穫期にヘナを買い付け粉末化、そのまま鮮度がある状態のヘナを真空パックしてお届けしていますので、雑菌の繁殖も心配なく、心地よいヘナタイムをお楽しみいただけます。