ヘナをコーヒーか紅茶やレモン汁などで溶くと染まりやすいというのは本当ですか?

ヘナをコーヒーか紅茶やレモン汁などで溶くと染まりやすいというのは本当ですか?
まは
まは

ヘナをコーヒーや紅茶で溶かしても水で溶かしても染毛力に差はないが、レモン汁はヘナの色素を減退させます

ヘナをコーヒーや紅茶で溶かしても水で溶かしても染毛力に差はないが、レモン汁はヘナの色素を減退させる

実験では染まりに差はありませんでした。ところが、インドではヘナは紅茶やコーヒーで溶かし、レモン汁で溶かすと濃く染まると言われています。これは実は毛染め用のヘナの溶き方ではなく、メンディアートといい、皮膚に染めるために作るヘナペーストの作り方なのです。

インドでのヘナの用途は伝統的には主にメンディアート

ヘナ メンディアート

インドでは伝統的にメンディアートがよくやられます。ヘナは、毛染めよりもメンディアートが主たる使用目的だったため、メンディアート用に、濃く染めるヘナペーストの作り方が定着し、毛染め用にも言われてきたように思われますが、実際は毛染め用のヘナペーストとメンディアート用のヘナペーストの作り方は異なります。

メンディアート用のヘナペーストはコーヒーや紅茶にレモン汁をたっぷり入れて溶かすが、毛染めではレモン汁は逆効果

メンディアート用のヘナペーストは数日熟成させることでよく染まるが、毛染めでは熟成は逆効果

鉄鍋でヘナを寝かすはおすすめしていません

メンディアート用のヘナペーストは鉄鍋で溶かして熟成させることでよく染めるペーストにするが、そのペーストを毛染めに使うと臭いで不快な思いをする、また鉄分は髪をぎしつかせる