赤味の強いヘナがほしい

ヘナ100%だと、オレンジが目立つ
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質問

ヘナ100%だと、オレンジが目立ってしまいます。インディゴで暗めにしたくはありません。赤味に強いヘナはないでしょうか?以前使っていたメーカーのものは赤味が出たのですが、いまは販売されていません。

まは
まは

マハラニのヘナで染めた場合、どうしても一定度、赤味にオレンジ味が入ります。これはヘナという色素、これはローソニア色素と呼ばれる色素の特徴で「赤オレンジ」な色素の色合いです。ただ、そうであっても、このヘナで工夫しながら繰り返し染めていくと、なんともいえない赤味が出てきます。

ヘナの赤味を出すには自然乾燥が基本

ヘナを染めた直後よりも、3日~1週間で赤味が強くなりますが、ヘナ染め後、ヘアドライヤーなどで速乾させると、赤味が出にくくなります。
冬場など、乾燥している時期は赤味が出にくくなる場合がありますので、ヘアドライヤーなどで速乾させず、タオルドライなどですぐに乾かさないように染めた後はタオルをまいて保湿すると発色が進みます。

ただし、日毎に色は茶味を帯びて落ち着いていき、赤みを失いながら茶系にすら見える場合があります。

ヘナの際、良質なオイルを塗布しておく

ヘナの前にオイルで頭皮マッサージを行い、頭皮と髪に適度な量の良質なオイル分をしみこませておくほうが、発色が暗めに(オレンジでなく赤っぽく)発色することがわかっています。オイルによって驚くほど色が落ち着く、つまり赤味が強くなってきます。

ただし、天然のヘナの色素=ローソニア色素の性質上、赤み を維持することは難しく、日にちが経過し、酸化することで色合いが茶味を帯びて暗めに落ち着いていく性質があります。

簡単に赤味が出る、色が日毎に変化しないヘナには要注意…化学薬品が添加されている場合もある

ただ、一点のみ、お伝えいたしたします。深い赤色に発色する100%天然のヘナということで、実はピクラミン酸などの薬品を隠し配合した製品は過去に多く出回りました。現在もあるかもしれません。

ヘナの直後から赤味が多い発色をし、1週間経過しても色の変化なく、継続的に同じ赤みを保っている場合はピクラミン酸が配合されている可能性も否定できません。