繊維質が少なければ「使用感がよいヘナ」といえますが必ずしも高品質とは言い切れません。
マハラニヘナは製造時、茎、葉脈部分など、繊維質の除去に細心の注意を払っています。繊維質が多ければヘナの粉に硬さが出てきて使用感が悪くなるため、ヘナの葉以外の部分、小枝などは食品用の特殊な装置(装置については工場の要望により非公開)を使用し除去しています。

原材料に混ざりこむ不純物を、長年培った独自な製法により徹底的に除去。

ただ、小枝類などを、いくら除去しても、ヘナの葉自体に繊維質が多く含まれるため、繊維質除去については一定の限界があり、ヘナ粉の重さの10%未満の繊維質で、できる限り低い値を目指していますが、繊維質は、砂分とことなり、そもそもがヘナの葉の中にも繊維質が一定度、含まれているため、繊維質の除去は容易ではありません。
繊維質が少ないことはよいヘナの一条件であって、繊維質が少なければよく染まるとは言い切れません
ヘナの品質の基本は、ヘナに含有されるローソニア色素量、つまり染める力の強さです。もともと色素の弱いヘナの葉から、いくら繊維質を取り除いてもよく染まるヘナにはなりません。しかしながら、繊維質を取り除くことでより使用感がよいヘナになりますので、繊維質は適度に除去することが大切です。
ヘナの目利きによって、よく染まるヘナの葉を買い付ける

ヘナの色素、染める力は、高品質なヘナには重要であるため、色素が少しでも多く含有される「ヘナの葉」を買い付ける必要があります。
その年年の気象状況や産地などによって色素量が毎年異なっており、マハラニでは、ヘナの産地にて「ヘナの葉」の買い付け、色素量を独自の検査方法で検査し、さらに検査機関にてヘナに含有されるローソニア色素量を計測しながら、少しでも多くのローソニア色素が含有されているヘナを選別し製品化しています。