赤オレンジから赤茶、茶赤へ発色するマハラニヘナ石臼挽き

染めた後1週間で色が深化し暗めに発色するマハラニヘナ石臼挽き

2017年産マハラニヘナ石臼挽きの発色の特徴

2017年産マハラニヘナ石臼挽きは、発色の点からいうと、ヘナ染め後1週間で色味がかなり落ち着きます。上の画像は、そのイメージを示しました。

▼ヘナした直後の写真

ヘナした直後の写真
▼拡大写真:白髪が赤オレンジに染まっている。▼

▼ヘナ染め1週間後

ヘナ染め1週間後
拡大写真:白髪部分の染まりが茶赤に発色している。▼拡大写真:白髪部分の染まりが茶赤に発色している。

白髪の出始めの場合はマハラニヘナ石臼挽きで染めた後、1週間様子を見てください。

ヘナ直後数日は、なんだか赤っぽくて、、、と思うかもしれませんが、そのまま放置しておくと、1週間後には忘れています。ふと気が付くと、すっかり目立たなくなっています。

人の目の色の認識の閾値は微妙で、黒板に白チョーク、つまり黒髪に少しの白髪はとにかく目立って感じます。そこにヘナをすると、最初は赤オレンジっぽく染まっている白髪が、これがいやらしく目立って感じるのです。

ところが、その赤オレンジが数日で赤茶へ、さらに1週間程度で、茶赤に発色してくると、不思議にまったく目立った感じがしないのです。ただし、よーく見ると、茶赤に見えるのですが、少し離れて全体を見ると、そこに茶赤に染まった白髪があるとはわからないのです。

一旦ヘナだけで発色が落ち着いてくると、何度ヘナを重ねても、同じように暗めに色が落ち着いてきます。ヘナは繰り返して染めれば染めるほど、色が落ち着いて発色してきます。

万が一、1週間後にも赤っぽさが目立つと感じたら、そのときにはインディゴなどで後染めをするとよいでしょう。

赤オレンジから赤茶、茶赤へ発色するマハラニヘナ石臼挽き